北海道上士幌町、旧国鉄士幌線のアーチ橋『タウシュベツ川橋梁』は1955年、発電のために作られたダム湖『糠平湖』により湖底に沈んだ廃線橋梁。
その後60年以上もの間、糠平湖の水位に合わせて出没を繰り返し、水と氷により年々劣化が進んでいる幻の橋です。
冬期間、糠平湖が凍結している間は氷の上を歩いてタウシュベツ川橋梁に近づくことが出来ます。
冬は歩いてタウシュベツ川橋梁
氷上を歩いてタウシュベツ川橋梁まで行くには『五の沢橋梁』付近の駐車場に車を置いて、林を抜けて行くのが最適ルートになります。
距離的には片道2kmくらいです。
歩き始めてから8分経過。名物『キノコ氷』を見つけました。
ダム湖の水位が下がると湖底の切り株が氷を突き破り、コレが出来上がるようです。
物好きな方たちと出会う
徒歩開始から16分経過、橋は目前です。
こんな時刻に誰も居ないと思ってましたが、人影が見えます。
こんな所でこんな時間に何してるんでしょうか?
徒歩20分くらいで到着です。先ほどの方たちも写真撮影でしたw
狙いは星空でしたが、この曇り空じゃ無理だねぇなんて話で盛り上がります。
一人は富良野から、もう一人は美瑛から来たとのことです。全員、同じくらいの距離w
肉眼では相当暗くなってきており、同時に冷え込んで来ました。
月明かりのタウシュベツ川橋梁を堪能
真っ暗でも月明かりで写真は撮れます。
少し待ってみましたが、星が数個見えるのが限界です。
周りのみなさんも帰ろうとし始めたようなので一緒に帰りましたが、同じ日に同じような時間、同じような目的でタウシュベツ川橋梁好きが集まったという、ある意味奇跡ですねw
(参考:士幌線の廃線跡2012 / 士幌線の廃線跡2013 / 士幌線の廃線跡2015 / 士幌線の廃線跡2020)











