室蘭工場夜景2018

2018年10月27日土曜日

工場夜景・街夜景

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2017年、北海道室蘭市の工場夜景に異変が発生しました。2017年9月、JXTGエネルギー室蘭製造所が2019年3月末をもって製品製造部門から撤退することを発表。室蘭の工場夜景は人気が高く、新たな観光資源として注目を集めていたのですが、室蘭観光協会は撤退によって『どの程度明かりがなくなってしまうのか、これからも工場夜景を売りにできるのか』と頭を悩ませているそうです。工場夜景を中心に、2018年の室蘭を一気にレポートします!

まずは真冬の2月に単独で訪問、潮見公園展望台からスタートしました。夜景が見納めになったら寂しいので自宅から5時間以上かけて来ましたが、あろうことかこの日はものすごい強風。ワリとしっかり目の三脚に重りをつけてみても駄目、風に耐えられずブレるため長時間露光なんて無理っす。せっかく室蘭まで来たのに写真なんか撮ってる場合じゃないくらいの強風をお見舞いされてしまいますw


諦めてカレーラーメンを食べに行こうかとも思いましたが次に向かったのは白鳥湾展望台。潮見公園展望台から白鳥大橋を挟んで逆側からの風景となります。こちら側のほうが風が強くて寒かったのですが、絞り開放気味で意地でも撮りますw


あまりの強風で煙がほぼ水平に流れていますね。どうしてもブレますw それでもここからは工場を見下ろす感じで撮れるので、少し粘ってみました。


時刻はもうすぐ21時。段々冷え込んできましたが強風は止みそうもありません。


寒さで手が痺れるまで20分くらい滞在しました。なるべく露光時間を抑えブレないように撮った写真を載せていますが、ほとんどの写真はブレてますw


ブレが酷いヤツだとこんな感じ。これはこれで面白いのですがw


そんな訳で前回も訪れた室蘭港へ場所を移し作戦を変更します。


強風と寒さ対策のため狭い車内で三脚を一脚みたいにして撮る作戦です。車のエンジンを停止しておかないと振動でブレるので停止、窓も開けていたので寒くないわけではありませんが、外よりはだいぶマシですねw


強風のためか、フレアスタックがやや大人し目。その分工場の煙が多く見られます。


しばらくここ、崎守埠頭からJX工場を狙ってみることにしました。


車をいちいち動かすのも面倒なので同じ場所で寄ったり引いたり首振りしたりしてます。


ずっと同じ場所でも飽きずに撮り続けてます。せっかく室蘭まで来たのにカレーラーメンも豚肉の室蘭やきとりも食べてません。


ここで出来るの首振りと主に寄ることだけですが、意外と違う雰囲気の写真を撮ることが出来ます。


この白いヤツは排煙塔でしょうか?前回よりも綺麗に撮れました。


ざっくり小一時間くらいでしょうか…強風の中でも写真が撮れて満足ですねw


空腹に耐えられなくなってきたのでここを離れます。現在時刻は22時。


白鳥大橋です。ライトアップに間に合いました。確か23時に消灯だったはず。


最後は測量山へ。ここは地元の人気スポットなのでしょうか?真冬の夜中だというのに学生らしき男女グループがやって来て展望台のほうに行ってしまいました。こんな誰も居ない場所で写真撮ってて不審者と思われたかも知れませんw


ここ測量山ではテレビやラジオのアンテナがライトアップされています。測量山に登らずとも山の麓から見たほうが綺麗かも知れません。


測量山には国営放送局と民間放送局の送信所の建物が並んでいます。


国営放送局のマークが描かれた建物。様々な色でアンテナがライトアップされているアンテナが見られます。


建物の間には展望台へ続く階段があります。行ってみようかと思いましたが先ほどの男女グループがまだ戻ってこないのでやめときました。

それから約半年後、友人に誘われ10月に再挑戦しました。

前回の強風リベンジで室蘭観光推進連絡会議主催の『室蘭工場夜景バスツアー』に参加します。このバスツアー最大の魅力は、通常立入禁止の『陣屋除雪ステーション』という高速道路の管理施設に立入り写真撮影が出来る!というものでしたが、奥に見える排煙塔でわかるように何故か今回も強風、加えて雨という悪天候ですw


楽しみにしていた『陣屋除雪ステーション』ですが、強風は収まらず雨も降り出す始末。前回同様撮りづらい環境となってしまいましたがJXTGを真横から見ることが出来ました。


バスツアーは2台体制だったので参加者もそこそこ居り、位置取りが限られるのが難点。


時間も限られていたため自由度はありませんが、普段入れない貴重な場所なので多少の不自由さは我慢ですねw


それでも目の前に立ち並ぶ工場は圧巻の風景です。来て良かった!


滞在時間15分。もう少し見たかったのですが仕方ありません。


バスツアーはその後、崎守埠頭へ。前回も来ている場所です。


こちらが乗ってきたバスです。この後は祝津公園展望台に行きましたが、本日最大の強風が発生し写真どころじゃありませんでしたw

バスツアーの後、物足りないので友人と撮影スポットを探し回りました。

場所は白鳥湾展望台から徒歩5分くらいの国道脇。何箇所か回って見つけました。何処へ行っても強風だったのですが、なぜかこの場所だけ風がほとんどありません。


白鳥大橋を背景に見下ろす感じで撮れるのでなかなかの絶景スポットだと思います。


難点は斜面で足元が不安定なことですがw


船もライトアップしているんでしょうか?派手な色を出していますね。さすが夜景の街!


工場越しに白鳥大橋からのループ線、奥には測量山のライトアップも見えます!オススメ!


何度も見ているJX工場だったのですが、初めての場所から見ると新鮮でした!


JXの撤退は来年の3月、その後はどうなるのか気になります。これが見れなくなるのは寂しいですね。

この日は友人の奢ってもらい室蘭に宿泊。翌朝、再び測量山を訪れました。

もう夜景じゃないんですが、前回行けなかった測量山の展望台にて。


赤い煙突にズームイン!なかなかの景色ですが、ライトアップされないと夜は見えません。


多分、新日鐵住金だと思います。日曜日の朝でしたがモクモクと稼働してますね!


テレ端の300mmで。


測量山展望台からは工場の風景と街の様子も良く見えます。


JX工場の方は、夜の綺羅びやかな景色から一転寂しい感じに見えます。


風力発電のプロペラは昨日の強風が嘘みたいにピクリともしてませんねw


白鳥大橋と、手前のは函館どつくでしょうか。昼の工場も楽しいですね。

その日の夜、バスツアーで強風のため写真を断念した祝津公園展望台に来ました。

この日は風が無いので長めの露光時間で撮れます。風力発電のプロペラがグルグルと回っていますが強風ではありませんw


港のクレーン越しに工場が広がります。


程よい距離感で、白鳥大橋も綺麗に見れます。


祝津公園展望台からはJX工場を見下ろすことが出来ます。山の上にある白鳥台の団地も見えて良い雰囲気でした。


最後は測量山展望台で撮った夜景になります。白鳥大橋、JXの位置関係が良くわかります。


室蘭駅の方向です。国道235号が街灯で照らされています。


室蘭港かな?どこを撮っても楽しい測量山展望台からの夜景でした!

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