士幌駅
北海道河東郡士幌町にかつて存在した、国鉄士幌線士幌駅。現在は士幌交通公園になっており、当時の駅舎や構内がそのままの形で保存されています。士幌線は1925年に開通し1987年に廃線となりました。
知る人ぞ知るという感じの士幌交通公園ですが、同じ廃線駅跡でも道の駅併設のものに比べるとマイナーな感じで、人の賑わいはほとんどありません。
国鉄士幌線の歴史がここに記されています。明治時代の北海道鉄道敷設法から始まり、大正時代に開業、以来62年間運用されていた路線なんですね。
駅舎は行政により大切に保存されている模様です。
駅は常時施錠されているようで、士幌町役場に申し出れば開けてもらえるとのことですが、申し出てないので外観だけの見学となりました。
これは手動の信号切替機だそうです。下出・下場・上場・上出と書いたレバーがあります。
ホームと保存車両が見えます。
保存車両です。4842のペイントがあります。相当、塗装が剥がれてきており、個人的にはこの方が味を感じますが、車体には良くなさそうです。
車両についたハンドルですが、どう使うのかはわかりませんw 調べてみると手ブレーキのハンドルのとのことです。
ガラス越しに内部を撮影。これは車掌室でしょうか?
こちらは貨車ですね。
やはり道東。他の交通公園同様、とても静かな公園でした。
第三音更川橋梁
北海道河東郡上士幌町に遺る、国鉄士幌線のアーチ橋。1987年に廃止となった士幌線の廃線跡にあるいくつものアーチ橋は、北海道遺産に選定され今もアーチ橋巡りのツアーなどが行われているくらいメジャーなスポットとなっています。
ここからアーチ橋巡りですが、時間がないので駆け足での訪問になってしまいました。
第二音更川陸橋
あまり時間がないので非常に見づらい写真になりました。
三の沢橋梁
五の沢橋梁
タウシュベツ川橋梁
幌加駅
第五音更川橋梁
帰りに士幌町で見た夕焼けはとても綺麗でした。駆け足で巡った観光スポットとなっている廃線跡やコンクリートアーチ橋でしたが、その自然も含めてスケールの大きさを感じました。若者との出会いも良い思い出になり、ここにはまた遊びに来ようと思いました。