釧路ステーションデパート

2004年7月3日土曜日

廃物件

t f B! P L
北海道釧路市のJR釧路駅地下にあった、釧路ステーションデパート。2004年7月3日、久しぶりに訪問すると既に5月30日で閉店となっていました。

地下改札口に貼られたポスター。たまたま発見したのですが時既に遅し。約1ヶ月前に閉店していたようです。



特に強い思い入れがあるわけでもありませんが、若い頃は良く遊びに来ていました。ステーションデパートは1961(昭和36)年、釧路駅が民衆駅の駅舎(地元と国鉄が共同出資した商業施設のある駅)に改築、開店しました。当時の釧路地区は人口約154,000人でしたが、43年後の2004年には人口約187,000人と、人口だけを見ると閉店の理由としてはハテナですが、駅利用者の減少と郊外型ショッピングセンターの台頭で客足が遠くなったのが原因でしょうか。



ステーションデパートへの案内板には黒いフィルムが貼られています。



地下への入口は閉鎖されてしまいました。



こちらは地下に続くエスカレータですが、白い板で封印されています。



もう一箇所、地下への階段でしたがシャッターが降りています。



地下道も確認します。



こちらもシャッターが降りていますね。



ここにも閉店のお知らせが掲示されていました。あと1ヶ月少し早く訪問出来ていれば最後の姿を確認出来たのですが、残念です。


注意事項

遺構については個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。また、当ブログでは熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。なお、当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。

注目の投稿

恵庭森林鉄道6号橋

北海道恵庭市にあった恵庭森林鉄道は、1927(昭和2)年に王子製紙が恵庭市盤尻に発電所を建設するため、必要な木材の運搬用として軌道を敷設したことで始まったと言われています。この軌道は1931(昭和6)年に恵庭営林署(帝室林野局?)が買収し漁川上流まで延長し、昭和20年代には木材需...

人気の投稿

QooQ