北海道小樽市、張碓の軍事道路沿いに存在する『装荷線輪(コイル)』の収容庫で、昭和のはじめ頃から電話線の中継所として使われていたもののようです。
正式には逓信省装荷線輪装置用ケーブルハットと呼ばれるもので、全国でも数か所しか遺っていない産業遺産なんだとか。
突如現れた遺構
軍事道路の脇に佇む小さな小屋が装荷線輪収容庫です。
この軍事道路は、1904(明治37)年に日露戦争に備えて作られた、小樽と札幌を結ぶ道路なんだそうです。
訪問当時は何も知らず、郵便関連の設備だと思っていました。
てっきりでっかいポストかとw
中はカラッポでした。
ネットでケーブルハットを検索してみると似たような画像が出てきます。
この遺構もそれらの仲間だとは思いますが、自信はありませんねw
重厚な観音開きの扉には、把手が遺っていました。
森のなかにひっそりと佇んでいます。












