本岐炭鉱2004

2004年4月22日木曜日

本岐炭鉱

t f B! P L
北海道白糠郡白糠町中庶路にある明治本岐(ポンキ)炭鉱。大正13年庶路本岐炭鉱(株)により開鉱され、昭和13年に明治鉱業が買収、昭和43年に閉山となりました。西庶路にも同じ明治系列の明治庶路炭鉱が存在しました。白糠炭山の歴史は古く、石炭岬は安政4年に開鉱という記録もあります。

三角屋根の建物
当時の物とは思えないゴミが捨てられています。不法投棄?


貯炭場?
ここの落下口は穴が斜めに開いているので石炭が滑るように落ちてくるのかな。


貯炭場の階段


貯炭場の内部
壁の一部が無くなっています。


階段をのぼると非常に存在感のある遺構が見えてきます。


選炭施設


遺跡のようです。


複雑な造りになっています。


パイプが通っていたような穴。


何かの機械を置いていたような基礎が遺ってます。


何かの木枠も遺っています。


選炭施設の向こうには煙突と、左にあるのはズリポケット。


ズリが残ってますね。


見上げるとこんな感じ。


道路からも見える煙突ですが、詳細は不明。


そんなに大きな煙突ではありません。何に使用してたんでしょうか。


良くわかりませんが、転車台にしては大きいので沈殿池?


かつては庶路炭鉱と専用線が接続されていたのですが、詳細不明です。


石炭積出施設?
運炭用ベルトコンベアで選炭施設まで運んでいたと予想。


この穴はベルコン用でしょうか?


ベルコンの土台のようなコンクリートが点々とありますね。


石炭積出ホッパーの開口部が並びます。


開口部を覗く


位置関係
左に見切れているのが積出施設、正面が選炭施設、でしょうか。


道道を挟んだところ、炭鉱施設から離れた場所にも遺構があります。


中身は…水が溜まっているようです。


炭鉱関連の遺構かどうかは不明です。


付近にはズリ山も遺っていました。


注意事項

遺構については個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。また、当ブログでは熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。なお、当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。

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