北海道十勝郡浦幌町の吉野と厚内を繋ぐ道道1038号直別共栄線の新旧トンネル比較。道路ごと新しく付け替えられた。旧厚内隧道は1944年の完成で高さ3.0m、幅は車がすれ違えないくらい狭いトンネルで、二車線道路からいきなり狭くなるという名物トンネルだったが、2008年2月に新厚内トンネルが完成。
道道1038号(厚内側) |
2011年の旧厚内隧道(厚内側) |
坑口はコンクリートで塞がれています。
2007年、現役時代の厚内隧道 |
道道も海寄りに通っていました。隧道の扁額には、注意トンネルせまし片側交互通行の看板が掲げられています。この写真ではわかりにくいのですが、車一台分の幅です。もちろん徐行必須。
元々、侵食により岩肌剥き出しの地層が見える風景が有名な場所ですが、これは道路位置替えで削ったものかな?
もう通れないと思うと寂しいですね。次は昆布刈石(こぶかりいし)展望台から吉野側を見てみます。