旧厚内隧道と昆布刈石展望台(浦幌町)

2011年10月21日金曜日

秘境・林道など

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北海道十勝郡浦幌町の吉野と厚内を繋ぐ道道1038号直別共栄線の新旧トンネル比較。道路ごと新しく付け替えられた。旧厚内隧道は1944年の完成で高さ3.0m、幅は車がすれ違えないくらい狭いトンネルで、二車線道路からいきなり狭くなるという名物トンネルだったが、2008年2月に新厚内トンネルが完成。


道道1038号(厚内側)
左の小さいトンネルが旧厚内隧道、右が新厚内トンネルです。ちなみに「道道」という呼称は道外の方は馴染みがないかも知れませんが、「県道」と同じようなものですw


2011年の旧厚内隧道(厚内側)
坑口はコンクリートで塞がれています。


2007年、現役時代の厚内隧道
道道も海寄りに通っていました。隧道の扁額には、注意トンネルせまし片側交互通行の看板が掲げられています。この写真ではわかりにくいのですが、車一台分の幅です。もちろん徐行必須。


元々、侵食により岩肌剥き出しの地層が見える風景が有名な場所ですが、これは道路位置替えで削ったものかな?


もう通れないと思うと寂しいですね。次は昆布刈石(こぶかりいし)展望台から吉野側を見てみます。


トンネルを抜け、道道から逸れて砂利道を走ると『昆布刈石展望台』があります。


ここが展望スペースになります。ワイルドですねw


霧が酷くて見えづらいのですが、砂浜海岸線が見えます。


海は荒れ気味でした。


新旧トンネル比較、吉野側です。道路ごと山側に移ったのがわかります。迂回道路よりトンネルを選んだのは、地形的な理由か費用面なのか…費用面かな?


旧厚内隧道(吉野側)
逆側は2012年訪問時、立入禁止となっていました。


奇岩「窓岩」
この岩は相変わらずこの場所にありましたが、少し小さくなったような??


道道1038号(吉野側)
新しいトンネルは幅も広くなり、これまでとは比較にならないくらいスムーズな通行が可能となりましたが、交通量は相変わらず少ない感じですw


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