(由良要塞【友ヶ島砲台】其の壱より)
友ヶ島第三砲台。友ヶ島第二砲台から徒歩30分でした。
この時点で12時のフェリーまでは残り時間1時間半です。
広い空間になると手持ちのライトでは能力不足でした。暗い。暗かったので当時は気づきませんでしたが、天井には揚弾井が見えています。
入ってきた方向。この弾薬庫は結構広いです。
誰が捨てたのか、コンビニのビニール袋が落ちています。
壁に点々と続くモルタルで埋められた部分は、弾薬を砲座まで運ぶ装置の跡でしょう。
友ヶ島第三砲台第一砲座に出ました。
先ほどの案内看板の一番右側、コウノ巣山展望台寄りに位置する砲座だと思います。
砲床に水が溜まっており、池のようで良い感じに苔が生えてますね。
伝声管の穴を挟んで左右に凹みがありますね。これは『即応弾薬置場』とのことですが、良く見ると白い文字で何か書いてます。
写真左側にはひらがなで「い」、右側には「ろ」。
階段右側には「は」、左側は「に」とペイントされています。ナンバーリング的なもの?
続いて第二砲座です。
再び地下2Fの弾薬庫に戻りましたが…何処の砲座間かは思い出せませんw
この時点で帰りのフェリー出航まで残り一時間ちょっとなので、友ヶ島第四・友ヶ島第五砲台は完全に諦めました。
天井の揚弾井です。塞いでる板みたいなものが見えてます。
通路側には明かり置きの点灯窓が並んでいます。
いきなり地上です。相変わらずもう何処にあったものだか憶えてませんが、井戸ですかね。
5つ並んだ棲息掩蔽部へと続く斜路の塁道です。掩蔽部が見放題ですw
煉瓦の遺構は迫力があります。素晴らしいです!
4つの掩蔽部が並びます。絶景です!
早速、連続棲息掩蔽部の内部ですが、漆喰がほとんど剥がれていますね。多少光が入ってるので意外と明るいです。
各掩蔽部が繋がっているのがわかります。ちなみにここはSIREN2の聖地なんですよねw
SIREN2を思い出しながら楽しく撮ってますw
時間があればしばらくここで遊んで居たいくらいでした。
正面には『電灯所(発電所)』の建物が見えていますが、うっかり写真撮るのを忘れてしまいましたw
隧道を抜けたところです。隧道の向こうに棲息掩蔽部がチラッと見えます。掩チラですw
こちらは看守衛舎。イギリス積みレンガの外壁に瓦屋根、木造建築物の雰囲気もミックスされ何とも言えない和洋折衷な感じ。
裏を見ると、思いっきり和風の造りになっていました。
カビてはいますが床も少し残ってるようです。
ここに庇か小屋根でもあったのかな?碍子もまだ残っていますね。
次は少し離れた場所にある探照灯へ向かいます。
探照灯までは4~500メートルですが、道中いくつもの石柱が並んでいます。
何かの金属が巻きつけられ、木材がボルトナットで固定されているものもあります。
送電関係の何かでしょうか??
探照灯跡に到着です。
1F奥側。更に奥には吹き抜けになっているスペースがあります。
二階というか屋上に到着、吹き抜けを上から確認します。
1Fからの吹き抜けです。この吹き抜けで探照灯を上げ下げしてたのでしょうか?
というところでフェリーの時間が近づいて来ました。友ヶ島の探索は時間切れ終了となりました。滞在4時間では全然足りませんでしたw
次に機会があれば第五砲台→聴音所→第四砲台→虎島堡塁と攻めたいところですが、ネットの情報によると虎島堡塁は道が崩落してるようなので到達不可能かな?w
(深山砲台編へ続く)