北海道斜里郡清里町にある神の子池~The Pond of God's Child~は、澄んだ水と蒼く見える水面(一部のみ)が特徴の、周囲僅か220mほどの小さな池です。摩周湖の伏流水から出来ていると言われ、湧き出る水量は一日12,000t。摩周湖は他の湖とは違い河川とのつながりがないため法律上は湖ではなく水溜りのようですが、河川の出入りがないにもかかわらず年間の水位変動が少ないことから、ここ神の子池のような伏流している場所が他にも数箇所存在していると言われています。
道道1115号摩周湖斜里線から林道に入ります。道なりに2kmほど進むだけなので楽勝ですが、観光地としてはあまり手が入っておらずガードレールが一切無いので注意が必要です。この日は雨が降っていたようで、路面が濡れていて軽く危険でした。
駐車場と簡易トイレです。数年前はこんなに締め固められた駐車場ではなかったと記憶しています。
神の子池を説明する、真新しい看板が設置されています。
看板がもう一つ。行政も力を入れているようです。
以前は無かった看板の横に柵も設置され、少しずつ人の手が入ってきているようです。
蒼い水に湖底の倒木が見えます。この色は石灰成分の反射とか、池の底に溜まる銅と水の科学反応だとか言われているようです。ちなみに、薄曇でもしっかりとブルーでした。
ご覧のように、ブルーなのは一部分だけですねw
池の底に眠る倒木ですが、水温が年間を通して8℃と一定のため腐らないようです。
神の子池からは、かなりの勢いで水が流れ出ています。
この注意書きのお陰か、以前は池の中が小銭だらけでしたが今は見当たらなくなりました。トレビの泉じゃないんだからw
看板に効果はあったようです。
小銭が落ちてたのは確か、この辺りだったはず。今は何にもありませんね。