(由良要塞2025【友ヶ島砲台】#2 の続き)
友ヶ島第四砲台の右翼側トンネルに向かうところです。
友ヶ島第四砲台第一・右翼観測所間地下通路へ
この先が第四砲台最後の地下空間。友ヶ島第四砲台で一番の見どころが待っています!
階段を降りたところ。これは先ほども見かけた排水溝?ですかね。
右翼側トンネルに入坑!
真っ暗な第一・右翼観測所間地下通路を進んで行きます。
そう言えば、外国人女性二人組のあと単独行動の中年男性とすれ違って以来誰にも会ってませんが、フェリーにあれだけ居た人たちは何処へ?w
左翼側通路と同じような造りになっており、正面に階段と左手に地下弾薬庫があります。
弾薬庫の手前にある狭い通路です。漆喰が気になるので奥までは行きません。
弾薬庫内部にあった切り欠きですが、これは温湿度管理の通気口でしょうか?
白いのは結露の水滴でしょうか。ここの弾薬庫もかなり湿気が高いです。
中央には揚弾井の丸い穴があいてます。見づらいですが。
揚弾井の真下にある床にも丸い窪みがあります。用途はよくわかりませんが。
先ほど見たものと同じような鉄板で塞がれているようです。
階段を上ります。突き当りを左へ行くと第一砲座で、右へ行くと右翼観測所となっています。
第一砲座は後回しにして、第四砲台最大の見どころ『右翼観測所』を優先します。
右翼観測所の回廊
こんなに素敵な造りになった意図は知る由もありませんが、小上がりになっていて中央には六角柱が見えています。
凝ってますw
部屋のど真ん中にある六角柱。周囲を歩くことが出来ます。
とりあえず一周してみます。明かり取りの小窓のようなものがありますね。
六角柱は単なる柱ではなく、右翼観測所に出る階段が備わっています。階段は後回し。
ここにも小窓がありますね。
出入口が見えてきました。これで一周。
螺旋階段
先ほどの階段を上ります。階段は螺旋になっています。
階段の途中にも明かり取りの小窓があります。
螺旋階段は続きます。
最後は普通の階段になります。安全のための柵や手摺が設置されています。
右翼観測所
外に出ました。この先は立入禁止となっているようで、金網が設置されています。
金網から身を乗り出して確認。観測所の附属室かな?
外に出た場所から逆回りした場所は観測所です。ここにも金網で通行止め。
中央には測遠機の台が遺されています。
第一砲座のことを忘れるw
観測所から砲座間高塁道まで戻ってきました。これは揚弾井を塞ぐ鉄板です。
頭上には地下弾薬庫の弾丸を揚弾する設備が確認出来ます。
こちらの壁にある窪みは弾丸を砲座まで運ぶ設備が外された痕跡です。写真左上に写り込んでいるのが第一砲座ですが、第四砲台で最大の見どころにより興奮していたためか、確認するのをすっかり忘れてしまいました。
そんな筈はと思ってカメラを確認しましたがやっぱり撮ってなかったみたいですw
揚弾口のある壁面は少し凹んでいます。
これにて第四砲台の見学は終了です。回廊と螺旋階段は見れましたが第一砲座は失念、第三砲座は水たまりによって阻まれ、結局、第二砲座の一か所しか確認しませんでした。
ちょっと悔いが残りますねw
つづく