由良要塞2025【友ヶ島砲台】#2

2025年10月1日水曜日

軍事遺構(近畿)

t f B! P L

由良要塞2025【友ヶ島砲台】#1 の続き)

友ヶ島第四砲台の左翼側トンネルから入坑したところです。

友ヶ島第四砲台第二・第三砲座間地下通路

通路の左側、手前に狭い通路とその奥、階段の手前に弾薬庫、正面には登り階段が見えます。


まずは手前の狭い通路。弾薬の防湿とか明かり取りのローソクを置くための通路、などと言われています。


入って来た通路を振り返ります。先ほどまで外国人女性の二人組が居りましたが、今は誰も居ません。

正面に棲息掩蔽部が見えます。


友ヶ島第二・第三砲座間弾薬庫

第二・第三砲座間の弾薬庫に入りました。

明かり取りの小窓が見えます。小窓にはガラスがはめ込んであって、その向こうにローソクを置いていた、などと言われています。


弾薬庫の内部では蛙が徘徊しているので、踏まないように気を遣いながら写真を撮ります。


天井の丸い穴は揚弾井。砲座間通路の高塁道に弾丸を揚げるための穴です。弾丸はチェーンで吊るして運搬していたようです。


観光用に開放するにあたって、安全のために塞いであります。

白い点々がやたらと写り込んでますが、これは結露の水滴です。LEDライトの反射ですね。


高塁道への階段を上ります。手摺があるので安心ですね。


高塁道に出ました。奥が第三砲座ですが、注意書きにある通り水たまりが結構深かったので、残念ながらこの先には行けませんでした。

手前の鉄板は揚弾井の穴を塞いでいるもので、所々についた足跡は私のものです。なんとか行こうとしましたが無理でしたねw


第三砲座は諦めて、その手前にある狭い通路へ行ってみることに。


狭いです。入ってすぐ右に折れています。


これまた狭い通路の階段を上ります。


砲台長位置?

上った先は行き止まりで、外が見えています。


ここから梯子で砲台長位置に行けるようになっていたとか。梯子は既に無くなっているので戻ります。


高塁道に戻りました。第三砲座を背に、第二砲座の方向を向いています。


友ヶ島第四砲弾第二砲座

第三砲座は荒れ果てているという噂でしたが、第二砲座も荒れてますね。砲床がどこなのか全くわかりません。

土嚢が積まれ、親切にも沼地の注意看板が置いてあります。可愛いイラスト付きw


砲座にある窪みは即応弾丸置場です。友ヶ島第三砲台では『いろはにほへと…』でナンバーリング?されていましたが、ここも同じかな?

確認するのをすっかり忘れてましたw


第二砲座にある階段は封鎖されていました。階段にはトラロープが張ってあり、『ここからさきは はいらないでね!』との警告がぶら下がっています。

見てはいませんが、きっと荒れ放題なんでしょう。


こちらにも沼地注意の看板。よほどの沼地なんでしょう。


第一・第二砲座間の高塁道です。奥に第一砲座が見えていますが、後回しにして一旦地下への階段を降ります。右手の切れ込みが階段になっています。


この先には地下弾薬庫があって、中央トンネルへと続いています。


友ヶ島第一・第二砲座間弾薬庫

第一・第二砲座間の弾薬庫です。先ほどの第二・第三砲座間よりも湿度が高そうです。


天井が結露でびっしりです。心なしか蛙も多かったような気がします。

気を遣っているので今のところまだ一匹も踏んでいませんw


こちらにも揚弾井を確認。


先ほどと同じように塞いでいますね。


明かり取りの小窓のある方向です。


弾薬庫付属の狭い通路ですが、正式名称は何でしょうね?弾薬庫通路で良いかw


中央トンネルを抜けて外へ出ます。


外にあった排水溝?かな?


中央トンネルを抜けたところです。角に何かついてますが、何でしょうね。


足元にも何かありますね。全く何だかわかりませんw


中央トンネルからの階段を上って来たところです。冒頭の監守衛舎が見えています。


最後はここから右翼側のトンネルに降りて行きます。ここにもマムシ注意の看板が。今のところマムシとは出会ってませんw


で、ネットで調べてみるとどうやらこっち方面(トラロープの向こう)の奥に12cm加農砲の砲座があったようですが時既に遅しw


つづく


更新状況

ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング

注目の投稿

室蘭工場夜景2018

2017年、北海道室蘭市の工場夜景に異変が発生しました。 2017年9月、JXTGエネルギー室蘭製造所が2019年3月末をもって製品製造部門から撤退することを発表。 室蘭の工場夜景は人気が高く、新たな観光資源として注目を集めていたのですが、室蘭観光協会は撤退によって『どの程度明か...

人気の投稿

注意事項

遺構については個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。また、当ブログでは熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。なお、当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。

旧ブログ『探索の痕跡』

個人情報について

QooQ