(由良要塞2025【友ヶ島砲台】#1 の続き)
友ヶ島第四砲台の左翼側トンネルから入坑したところです。
友ヶ島第四砲台第二・第三砲座間地下通路
通路の左側、手前に狭い通路とその奥、階段の手前に弾薬庫、正面には登り階段が見えます。
まずは手前の狭い通路。弾薬の防湿とか明かり取りのローソクを置くための通路、などと言われています。
入って来た通路を振り返ります。先ほどまで外国人女性の二人組が居りましたが、今は誰も居ません。
正面に棲息掩蔽部が見えます。
友ヶ島第二・第三砲座間弾薬庫
第二・第三砲座間の弾薬庫に入りました。
明かり取りの小窓が見えます。小窓にはガラスがはめ込んであって、その向こうにローソクを置いていた、などと言われています。
天井の丸い穴は揚弾井。砲座間通路の高塁道に弾丸を揚げるための穴です。弾丸はチェーンで吊るして運搬していたようです。
観光用に開放するにあたって、安全のために塞いであります。
白い点々がやたらと写り込んでますが、これは結露の水滴です。LEDライトの反射ですね。
高塁道への階段を上ります。手摺があるので安心ですね。
高塁道に出ました。奥が第三砲座ですが、注意書きにある通り水たまりが結構深かったので、残念ながらこの先には行けませんでした。
手前の鉄板は揚弾井の穴を塞いでいるもので、所々についた足跡は私のものです。なんとか行こうとしましたが無理でしたねw
第三砲座は諦めて、その手前にある狭い通路へ行ってみることに。
狭いです。入ってすぐ右に折れています。
これまた狭い通路の階段を上ります。
砲台長位置?
上った先は行き止まりで、外が見えています。
ここから梯子で砲台長位置に行けるようになっていたとか。梯子は既に無くなっているので戻ります。
高塁道に戻りました。第三砲座を背に、第二砲座の方向を向いています。
友ヶ島第四砲弾第二砲座
第三砲座は荒れ果てているという噂でしたが、第二砲座も荒れてますね。砲床がどこなのか全くわかりません。
土嚢が積まれ、親切にも沼地の注意看板が置いてあります。可愛いイラスト付きw
砲座にある窪みは即応弾丸置場です。友ヶ島第三砲台では『いろはにほへと…』でナンバーリング?されていましたが、ここも同じかな?
確認するのをすっかり忘れてましたw
第二砲座にある階段は封鎖されていました。階段にはトラロープが張ってあり、『ここからさきは はいらないでね!』との警告がぶら下がっています。
見てはいませんが、きっと荒れ放題なんでしょう。
こちらにも沼地注意の看板。よほどの沼地なんでしょう。
第一・第二砲座間の高塁道です。奥に第一砲座が見えていますが、後回しにして一旦地下への階段を降ります。右手の切れ込みが階段になっています。
この先には地下弾薬庫があって、中央トンネルへと続いています。
友ヶ島第一・第二砲座間弾薬庫
第一・第二砲座間の弾薬庫です。先ほどの第二・第三砲座間よりも湿度が高そうです。
天井が結露でびっしりです。心なしか蛙も多かったような気がします。
気を遣っているので今のところまだ一匹も踏んでいませんw
こちらにも揚弾井を確認。
先ほどと同じように塞いでいますね。
明かり取りの小窓のある方向です。
弾薬庫付属の狭い通路ですが、正式名称は何でしょうね?弾薬庫通路で良いかw
中央トンネルを抜けて外へ出ます。
外にあった排水溝?かな?
中央トンネルを抜けたところです。角に何かついてますが、何でしょうね。
足元にも何かありますね。全く何だかわかりませんw
中央トンネルからの階段を上って来たところです。冒頭の監守衛舎が見えています。
最後はここから右翼側のトンネルに降りて行きます。ここにもマムシ注意の看板が。今のところマムシとは出会ってませんw
で、ネットで調べてみるとどうやらこっち方面(トラロープの向こう)の奥に12cm加農砲の砲座があったようですが時既に遅しw
つづく