望遠で確認。これは確かに断崖絶壁にありますね。トーチカ上部には草が乗っておりカモフラージュになっています。
トーチカまでは稜線を伝って行けるようになっており、獣道が尾根沿いに続いています。親切なことに獣道にはロープが張ってあるため問題なく行けそうです。ロープは釣り人か漁業関係者が利用するために設置したものでしょうか?にしてもちょっと細いw
ちょっと頼りないロープを頼りにまずは丘を下ります。道幅は非常に狭く足を滑らせると運が悪ければ海まで落ちてしまうので慎重に進みます。幸いなことに当日はほぼ無風状態でしたが、強風時はやめておいたほうが良いかと思います。なお、この辺りには熊の出没が相次いでいましたが今回その気配はありません。
丘を下る途中から急勾配になります。振り返るとこんな感じの斜面です。ここが唯一の難所で、普段使わないような筋肉を酷使し滑落しないよう踏ん張りながら斜面を降ります。
ゴール目前で、これまでの道を振り返ってみます。距離にして200m足らず、思ったよりアップダウンがあり滑落に気をつける必要はありますが、いつ緩むかわからないもののロープがあるお陰で到達困難という程でもないような気もします。とは言え下手をすると海まで一直線になりますので、探索はオススメいたしません!
こちらが『リルラン浜トーチカ』。思ったよりも埋まったままの状態で、構築当時の雰囲気が残っているようです。
近寄ってみると背面連絡口を発見しました。
連絡口の内部を確認。入れるものなら入りたいところです。
連絡口から右側通路の様子です。木の枠が残っていますね。天井から剥がれたであろう木材が通路を塞いでいます。
トーチカの上部。コンクリートには縦の切れ込みがついています。
先ほど通った稜線の方向。ちなみに足元はすぐ崖になっています。
崖から落ちないよう銃眼を確認。方向的には東の方向を狙っているのでしょうか?
銃眼にカメラを突っ込んでみます。
先ほど後部連絡口から見えていた、天井から剥がれ落ちた木材が見えます。