根室本線 上厚内駅

2015年7月12日日曜日

無人駅

t f B! P L

北海道十勝郡浦幌町字上厚内の、JR根室本線上厚内駅。

明治時代に信号場として開設され、大正時代に旅客駅へと昇格、昭和を経て平成の時代、2017年に再び信号場の扱いとなった駅です。

もはや数少ない木造駅舎の探訪をレポートします。

2012年の上厚内駅

こちらは上厚内駅。

近くを国道が通り、周辺には僅か数世帯の小さな集落もあるので秘境感はそれ程ありませんが、鉄道旅行者には人気の駅なんだとか。


趣のある古い木造の駅舎です。


木製の扉から中に入ります。今日は誰もいませんでした。


ホームの様子

ホームに出てきました。


無人駅ならではのきっぷ入れがあります。


古そうな電話収納ボックスと電話台?


跨線橋があります。


跨線橋から見る駅舎です。


釧路方面を見ると、上厚内の集落が見えます。

あとで行ってみます。


もう使われてなさそうな車両止め。


駅舎の横にある建物の横には、今も使われていそうな自転車。

集落の方の通勤通学用でしょうか?


錆びた鉄板の、古そうな何かです。何でしょうね?


掃除が行き届いており綺麗

駅の中は整理され、ゴミ一つ落ちていません。


ハンドメイド感たっぷりの駅ノートが置いてあります。

使い古されたハエ叩きも。


壁には思い思いの落書きが。ノートに書け!と思いましたw

(前ブログでは、自分の書いたもの!と壁に書かれた御本人様からコメントを戴きました)

JRさんの粋な計らいで、敢えて消さずにいるものだと思います。


ついでに集落の様子

上厚内の駅前集落を散策してみました。


駅前には店があったようですね。ポストは現役かな?


スクールバス待合所ですね。


オアシス運動の看板です。昔は子供がたくさん居たのでしょう。


そんな上厚内の集落をあとにします。


2015年の上厚内駅

こちら3年ぶりの訪問です。色が変わっていました。


剥がれかけたピンクのボディだったのが、茶色とのツートンに。


駅ノートを拝見

駅に入り何気に開いた駅ノートにはs.nagataさんの絵。界隈では有名な絵描きさんです。

日付は2015年5月21日…つい最近いらっしゃってたようだ。本当にお上手です。


ホームに出ます

再びホームへ。


跨線橋もお色直しされたようです。


かなり雰囲気が変わりました。


今回も自転車が置いてありました。3年前と同じ方のものかな?


古そうなものが落ちていました

車両止め付近で、サッポロサイダーの瓶を見つけました。

日本清酒株式会社…1970年代のものでしょうか?


上厚内駅のレポートは以上です!


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