北海道白糠郡白糠町和天別にある、JR北海道の根室本線古瀬駅。信号場として開設されのちに旅客駅へと昇格しましたが、2020年に再び信号場の扱いとなったようです。一日数本の列車が停まる無人駅として運用中の時代です。
2012年の古瀬駅
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古瀬駅の表示板 |
駅周辺に民家が無い秘境駅として有名ですが、ホームが板張り木造というなかなか珍しい駅です。ちなみに駅前道路は未舗装路となっています。
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古瀬駅の木造駅舎 |
古瀬信号場として1954(昭和29)年に開設した駅舎。中に入ることは出来ませんが、壁を塗り込めた跡が見られます。一階の窓枠は木製、二階はアルミサッシになってます。
二階の窓から部屋の中が見えますが、古いのかどうかはわかりません。詰所として使っているという話も聞きます。
型式:DF200-105の貨物列車が通過します。
『RED BEAR』というのは愛称のようです。赤い熊。
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発車時刻表 |
上り下りで一日に7回ですね。
ここにもありました『アース標B』の標石柱。Bは何だかわかりませんw
反対ホームを目指し駅構内にある踏切へ向かうと、釧路方面の列車がやって来ました。
2015年の古瀬駅
3年ぶりの訪問でしたが、雰囲気が違います。
なんと駅舎が改装されていました。こんな利用の少ない駅なのに。
国鉄の標石は健在。
形は一緒ですが、綺麗なサイディングが施されています。ここを管理している音別駅で駅員さんに聞いてみると『去年くらいに何駅か改装してるよ』と教えてくれました。尺別駅や上厚内駅も塗り替えたようです。
建物は使われているようで、ブラインドが降りてます。
立て続けにキハ40系気動車もまた通過します。3年前と同じダイヤ?
ついでなので古瀬跨線橋。
根室本線、とあります。
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古瀬トンネル |
ここから出口が見えるくらいに短いトンネルです。
ギリギリまで近寄ってみました。