根室本線 古瀬駅

2015年7月9日木曜日

無人駅

t f B! P L
北海道白糠郡白糠町和天別にある、JR北海道の根室本線古瀬駅。信号場として開設されのちに旅客駅へと昇格しましたが、2020年に再び信号場の扱いとなったようです。一日数本の列車が停まる無人駅として運用中の時代です。

2012年の古瀬駅

古瀬駅の表示板
駅周辺に民家が無い秘境駅として有名ですが、ホームが板張り木造というなかなか珍しい駅です。ちなみに駅前道路は未舗装路となっています。


古瀬駅の木造駅舎
古瀬信号場として1954(昭和29)年に開設した駅舎。中に入ることは出来ませんが、壁を塗り込めた跡が見られます。一階の窓枠は木製、二階はアルミサッシになってます。


二階の窓から部屋の中が見えますが、古いのかどうかはわかりません。詰所として使っているという話も聞きます。


左右確認の標識。これは古そうな感じ。


型式:DF200-105の貨物列車が通過します。


『RED BEAR』というのは愛称のようです。赤い熊。


発車時刻表
上り下りで一日に7回ですね。


ここにもありました『アース標B』の標石柱。Bは何だかわかりませんw


反対ホームを目指し駅構内にある踏切へ向かうと、釧路方面の列車がやって来ました。


小さな遮断機です。


二番ホームには、素敵な外灯がありました。

2015年の古瀬駅

3年ぶりの訪問でしたが、雰囲気が違います。


なんと駅舎が改装されていました。こんな利用の少ない駅なのに。


国鉄の標石は健在。


形は一緒ですが、綺麗なサイディングが施されています。ここを管理している音別駅で駅員さんに聞いてみると『去年くらいに何駅か改装してるよ』と教えてくれました。尺別駅や上厚内駅も塗り替えたようです。


3年前と同じアングルで。


建物は使われているようで、ブラインドが降りてます。


内装も変わったのかな?


エコパワーレッドベアが通過します。


立て続けにキハ40系気動車もまた通過します。3年前と同じダイヤ?


ついでなので古瀬跨線橋。


根室本線、とあります。


古瀬トンネル
ここから出口が見えるくらいに短いトンネルです。


ギリギリまで近寄ってみました。


注意事項

遺構については個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。また、当ブログでは熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。なお、当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。

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