桂沢幹線林道・上桂橋(三笠市)

2014年8月30日土曜日

秘境・林道など

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北海道三笠市の桂沢湖に架かる廃橋、上桂橋。1956(昭和31)年完成、重さ制限14tのワーレントラス橋です。廃道桂沢幹線林道にある謎の廃橋です。何が謎かと言えば、幹線林道のくせに橋の幅が狭く大型トラックが通行出来そうもないじゃん、という点に尽きますw

国道452号、湖畔橋の手前から桂沢幹線林道に入ります。支線じゃなく幹線と言うワリには狭い雰囲気の林道です。


桂沢幹線林道を5分ほど歩いたところで素敵な橋に出会えますw


橋名、上桂橋。ここに来る直前、鉄道橋から転用されたという小巻沢林道橋を見てきたばかりなので、どうしても鉄道橋に見えてしまいますが道路橋のようです。


早速渡ってみます。現在は廃道となっていますので車では厳しそうです。大型トラックなんかは幅も高さもギリギリアウトな感じです。


渡りきったところで平仮名の橋名石版を確認。


高さ制限の鉄骨ゲートがあるのでやっぱり道路橋で間違いないようですが、橋の幅が狭いので元々は森林鉄道橋なのだろうか?などと勘繰ってしまう謎めいた橋です。


この先も林道は続きます。手元の資料には奥桂沢林道桂沢線と書いています。


スタート地点まで戻って竣工プレートを確認すると、昭和31年竣工と書いていました。半分読めませんがw


この橋の状況を確認します。


取り付け部分の土が無くなり、崩落の危険があります。


横から見ると、道路がかなり下がってますね。


コンクリートが剥離してしまってます。


かなり高さのある橋ですが、これでも新桂沢ダムが出来たら水没するようです。上桂橋の向こうに見えるのは桂沢大橋だそうです。


上の道路から落下したのでしょうか?重さ制限14tの道路標識が突き刺さっています。


お決まりの橋梁プレートを発見。


トリミング。プレートには昭和31年(1956)北海道開発局建造、製作は函館ドツク株式会社の刻印がありました。制作は、あの有名な現役造船メーカーでしょうか?


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