湧網線の駅跡

2013年9月25日水曜日

廃線・未成線

t f B! P L
国鉄湧網線は、北海道紋別郡上湧別町にあった中湧別駅を起点に、北海道網走市の網走駅までの路線です。1987(昭和62)年に全線廃止となりました。今回は交通公園として整備された佐呂間駅と、ゲートボール会館となっている知来駅を見てきました。

湧網線 中湧別駅

場所は北海道紋別郡上湧別町、湧網線の起点だった中湧別駅跡です。駅舎はありませんが、当時の木造跨線橋とホームが保存されています。


時計が良い雰囲気ですね。駅名標も当時のものでしょうか。


この乗換案内板も当時ものっぽいですね。跨線橋の扉は封鎖されており、中に入ることは出来ません。


保存車両です。お色直しされたのか、キレイな塗装です。


鉄道公園で良く見かける腕木式信号機です。


道の駅に併設しているため、見学の人もそこそこ居ました。

湧網線 佐呂間駅

北海道常呂郡佐呂間町にある佐呂間駅跡です。現在は整備され交通公園となり、佐呂間町が建設した鉄道記念館が建てられています。記念館内には当時の路線関連資料が展示しているようですが、訪問時は鍵がかかっていて見ることが出来ませんでした。※管理者に連絡すると開けてもらえるようです。


旧駅舎をイメージした造りのようで、改札ゲートが設置されています。


さり気なく腕木式信号機が立っています。


転轍てこ、というもののようです。


保存車両D51 565、デゴイチですね。少し色褪せています。


静態保存の蒸気機関車ですが、湧網線を走っていたワケではないようです。



黒いボディは厳つくてカッコいいですね。


こちらの保存車両は、機関室を見学可能できます。


詳しくはわかりませんが、石炭を投入する焚口です。


圧力ゲージですね。針が無くなっている?


スユニ50という、郵便車両でしょうか?こちらには入れませんでした。


ホームの床は板張りで、敢えてなのか歪んでいました。

湧網線 知来駅

北海道常呂郡佐呂間町にある知来駅跡です。駅舎は当時のままで残っているとのこと。現在はゲートボール会館として活用されているようです。駅という感じはしません。


ホーム側です。言われてみれば駅舎という感じでしょうか。


駅舎をゲートボール会館に転用というのはちょっと珍しいような気もしますが、詳しくないのでわかりませんw ちなみにゲートボール発祥の地は芽室町です。


この角度が一番駅舎っぽい感じで見えますね。


更新状況

ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング

注目の投稿

室蘭工場夜景2018

2017年、北海道室蘭市の工場夜景に異変が発生しました。2017年9月、JXTGエネルギー室蘭製造所が2019年3月末をもって製品製造部門から撤退することを発表。室蘭の工場夜景は人気が高く、新たな観光資源として注目を集めていたのですが、室蘭観光協会は撤退によって『どの程度明かりが...

人気の投稿

注意事項

遺構については個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。また、当ブログでは熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。なお、当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。

個人情報について

QooQ