あいおい道の駅の敷地内に相生鉄道公園があります。ここには車両のほか、官舎や駅舎や転車台の跡に機関庫まで残っています。
レールだけでなくポイント切り替えも。
向こうに見えるのは廃車両。後で見に行きます。
すっかり埋まっている転車台の丸い跡。
この先に側溝があるためバリケードが設置されていますが、完全閉鎖というワケでもなく、注意書きなどの表示も無かったので、機関庫へ渡ります。
既に見た目がカッコいいです!機関庫右側の扉は倒れており、ウエルカム状態です。
冒頭の看板に載っていたにも関わらず、ここは放置状態のようです。木造である機関庫の腐朽は進んでおり、いつ倒壊するかもわからない状態になっていました。
扉と同じく右側だけ天井が朽ちており、光が入り込みます。
おまけに足元には色々なものが散乱していて危険なので、内部へは入らないことをおすすめします。
煙突が突き刺さる謎の白い物体!機関庫に詳しくないので、機関庫ってこういうものなのか、それとも役目を終えて他の用途へと転用されていたのか全くわかりません!
予備知識は全くありませんが、ほぼ廃線時の状態で残っているのかも知れませんね。
白いものは石灰でしょうか?もうよくわかりません。
というワケで機関庫の外へ出ます。
相生鉄道公園の保存車両、除雪車です。
幅広雪掻車キ703。
こちらは車掌車ワフ29574。中には入れませんが、石炭が見えます。
この辺りは当時のままでしょうか?
北見相生駅は1925年に開業し1985年に廃止。名所案内板には阿寒国立公園と阿寒湖。
よく見ると名所案内の下地には『きたみあいおい』と、錆が浮き出ています。そして恐らくKITAMI-AIOIの文字も。
こちらは木造駅舎でしょうか?中身もそのままかな?
保存車両キハ2269ジーゼル客車です。
これはスハフ42502客車。ライダーハウスになっており、利用者以外入出禁止でした。
それから1年後の機関庫です。もう一度見てみたくなり、すっかりお気に入りの機関庫を再訪しました。季節は真夏です。
相変わらずの足元でしたが、正面の扉が無くなっていました。
更に屋根は一部完全に無くなっています。
こうなるといつ倒れてもおかしくない状況かと。
壁に残ったものを記念撮影します。
真夏の太陽が機関庫内部に照りつけます。
屋根の具合から言って、恐らくもう長いことはなさそうです。見納めですかね。
現在は既に倒壊済みという噂ですが…確認には未だ、行けておりません。