旧永山邸の門 |
サッポロファクトリーの隣、永山記念公園の中にある北海道指定有形文化財 旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮です。詳細については下記の看板を参照。
パンフレットに記載されている内容を要約…
・明治10年代前半、永山武四郎の私邸として建築
・明治37年、永山氏逝去
・明治44年、北海道における炭礦事業のため土地建物を三菱合資会社が買収
・昭和12年、建物を一部解体し木造クラブ(三菱鉱業寮)増築、旧永山邸部分は貴賓室として使用
・昭和60年、当時の所有者、三菱セメント株式会社から札幌市へ寄贈
まずは旧永山邸の外観。
こちらの建物は写真撮影でも利用されているようで、当日は結婚式か何かの写真を撮っていました。左の窓にチラッと赤い着物が写ってますね。
こちらは旧三菱鉱業の寮。建物見学の入り口はこちらからになります。
三菱鉱業寮の内部です。勝手に入って見る感じです。
右から、三菱鉱業株式会社と書いてあります。石炭をくべる子供ですね。
和洋折衷という感じで、見ていて面白い建物でした。
天井にはモミジのメダリオンが。
隣には縁側のある和室。
ふと見ると赤い絨毯が敷かれる洋室があります。
電話室です。今ではすっかり見かけません。
丸テーブルと椅子。談話室ですかね?
窓の外は多くの車が行き交う大通り。まるで異世界に居るような感覚になります。行ったことないけどw
椅子だらけの部屋。会議室でしょうか?
北海道では珍しい縁側です。
結構な広さの建物を自由に見学出来るためゆっくり時間をかけて観察していたところ、管理人の方に帰ったと思われたようで室内の電気が消されていましたw