北海道釧路郡釧路町にある尻羽岬(シレパミサキ)。じゃらんなど旅行情報サイトでの取り扱いも多く、秘境の中でも行きやすいことから訪れる人はそこそこ居るようで、人に合うことも珍しくありません。
釧路町としてもPRに力を入れており、この尻羽岬を含めた周辺の地名はアイヌ語由来のものに当て字をした漢字が非常に読みづらいことから、ここ周辺を難読地名ロードとして観光に力を入れています。
日没の時間帯に到着
尻羽岬の駐車場からは「車馬等の乗り入れ禁止地域」となっているため、岬の突端までは徒歩で2km程歩くことになります。
見晴らしは良いので熊の心配は少ないのですが、念のため熊鈴は装備してます。
今回の目的は「釧路町難読地名看板ラリー2011」への参加です。こういう看板の写真を3枚撮ってメールで送れば「難読地名ストラップ」が貰えるというものですが、ほとんどの看板が道路沿いに設置され簡単に撮れるというのに、敢えて徒歩で行かないと撮れない看板を選びました。我ながら変なこだわりw
ちなみに難読地名の例を紹介しますと、冬窓床=ぶいま・初無敵=そんてき・入境学=にこまない・賤夫向=せきねっぷ・分遺瀬=わかちゃらせ、などでとても読めませんねw
なんと、鳥居です。「帆かけ岩」と呼ばれる岩の上に、鳥居が設置されています。この鳥居は義経伝説と関係があるようで、明治後期頃に建てられたと聞きます。
何度か倒壊してきたようですが、自衛隊の協力で1978年に再建され現在は3代目とのこと。近づくのは危険ですね。
突端から引き返すところで日没を迎えました。
この辺り唯一の人口建造物、公衆トイレ。駐車場に戻る頃にはかなり暗くなってきました。ちなみにこのトイレはいつの頃からか建て替えられていますが、当然のことながら非水洗です。
2000年頃のトイレ
昔の写真が出てきたので載せますが、形はほぼ一緒なのがわかります。
中途半端な落書きが見苦しいですね。
難読地名ストラップ
数日後、釧路町からストラップが送られて来ました。
封筒を開けた途端木の匂いが凄いのですが、ちょっと嵩張るのでストラップとして使うのはイマイチでしたw
以上、尻羽岬レポートでした!












