神秘の湖シュンクシタカラ(阿寒町)2011

2011年11月11日金曜日

秘境・林道など

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北海道釧路市阿寒町にある神秘の湖『シュンクシタカラ湖』。日本国内最後に発見された湖というウワサです。開発の手がほとんど入っておらず湖までの林道は一部荒れ、熊がウロウロしていたりするので、辿り着くのが大変な湖です。

シュンクシタカラ湖案内図
雄別炭鉱の隣町、布伏内(ふぶしない)にある案内図です。ざっくりした地図とだいたいの距離が表示されています。あまり案内する気はなさそうですw 写り込んだ看板は「アトリエ&喫茶かくれんぼ」。2006年オープンのお店ですが、行ったことはありません。布伏内は雄別炭鉱のベッドタウンとして発展しましたが、閉山と共に人口が激減、閉山交付金で企業誘致を行ったもののうまくはいかず、現在では人口500人弱とのことです。知る人ぞ知る秘境ラーメン『真澄』の塩ラーメンが有名でした。スープは四種類の塩から選べるんですよね。


炭鉱町の名残で、このような炭鉱住宅がたくさんありますが、半分は使用されてないようです。


林道へ突入
早速、シュンクシタカラ湖までご案内いたします。最初はこのように整備された未舗装路ですが、途中でかなり荒れ出します。


最初の分岐点です。右は作業現場に出ますので、ここは左です。


舌辛橋(したからばし)です。


だいたい5km地点にある看板。舌辛はあるのにシュンクの漢字は無いんですね。


付近には堰堤があります。


寄り道します。


堰堤で見つけた水準点の金属標です。なんかカッコいい!


ポツンと廃屋もあります。


少しずつ道幅が狭くなりはじめます。


一の橋。昭和37年竣工と書いてありました。


岩肌剥き出しで、通のあいだで”ミニ層雲峡”と呼ばれる風景が続きます。


シュンクシタカラ湖までの林道中間地点。道幅は狭く、ところどころに落石もあります。


岩肌が鋭いです。しかもテカってます。


落石が多いのでネットがかけられています。


小さな滝です。

三段瀧の橋
先程の小さな瀧が三段瀧でしょうか?


エゾシカがこちらを見ています。


最後の分岐点。ここは左。


シュンクシタカラ湖の看板
神秘の湖に到着しました。人里離れたヒグマの生息地なので、注意が必要です。


ほとんど人の手が入っていないため遊歩道なども無く自然のままです。


油断すると足を滑らせて湖に落ちるので慎重に。


当然展望スペースなどもなく、どこで撮っても必ず樹木が写ります。熊などの野生動物の危険もありますが、自然に囲まれた静かな良いところです。


北海道遺産に選定された摩周湖も、かつては秘境だったそうです。便利な道路を作って道東の観光地になりましたが、秘境のままのほうが魅力的だったかも知れませんね。


みるみる霧が立ち込めてきました。


遠くからは聞いたこともない鳥の鳴き声が聞こえ、神秘的というか不気味w


(当時は)じゃらんなどにも載っていないようなマイナースポットで、釣りをやる人くらいしか行ったことも聞いたこともない、そんな湖です。


行くまでが大変で来たところで何もありませんが、大自然を満喫出来ますw 現在は閉店されてしまいましたが、当時は秘境ラーメンを食べてドライブするのが楽しかったという、林道好きへのオススメスポットでした。


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