北海道釧路市にある旧太平洋炭礦炭鉱展示館。2011年10月訪問。
入口には日本一の大塊炭、1Fには模型などが展示してあり地下は模擬坑道となっています。模擬坑道は建物外観からの想像以上に、そこそこの広さがあります。
なお展示館は、桜ヶ岡という中心部からかなり外れた立地で観光客が気軽に立ち寄ることが難しいことから、いつ行っても誰も居ない印象ではありますが、夕張の模擬坑道に比べたら規模は小さいものの雰囲気は良く、炭鉱好きならきっと満足すること請け合いw
炭鉱展示館
玄関ガラスの向こうに『日本一の大塊炭』が見えています。
夕張の石炭博物館にもありましたが、ここの地下にも模擬坑道があるので見学してきました。入館料は大人300円/子供200円でリーズナブルです。
無人と聞いてたのですが、中に入るとたまたま(?)男性の係員がいらっしゃいました。折角なので太平洋炭鉱についてお話を伺ってみました。
炭鉱に興味があることを話すと私物の本を見せてくれたり、棚から資料を出してくれたり、採炭や選炭の解説をしてくれたりと、とても親切に対応していただきました。
本は釧路炭田。実は前にも図書館で同じ本を借りたのですが、専門家ではないので難解な本でした。
模擬坑道へ
いよいよ地下にある模擬坑道へ。夕張の模擬坑道よりこじんまりとしています。
~模擬坑道案内図~
- 坑内電気機関車
- 材料鉱車
- シャトルカー
- コンティニアスマイナー
- 自走枠
- ドラムカッター
- 切羽コンベヤー
- ステージローダー
素人なのでどこまで理解出来るかはわかりませんw
坑道内には数々の展示品が
1.坑内電気機関車/2.材料鉱車
模擬坑道というか、地下展示場?…とは言え、坑道の雰囲気は出ていますね。
手前の白いのが機関車で、後ろの黄色いのが鉱車ですね。
パネルやミニチュア模型なども展示しています。なんとなく雰囲気はイメージ出来ますw
模擬坑道内はライトが充実しており、思ったよりも明るかったですね。
3.シャトルカー(のライト?)/4.コンティニアスマイナー、の辺り。
マイナーにある切削機です。
これはマイナーのライトかな?
コンティニアスマイナー運転席。座ってみても良いのかわからないので座ってません。
5.自走枠/6.ドラムカッター/7.切羽コンベヤー/8.ステージローダー、の辺り。
釧路コールマインの採炭方式であるSD採炭切羽方式の解説が載っています。シールド自走枠の『S』とドラムカッターの『D』で『SD』となる模様です。