北海道の山の中で偶然見つけた廃物件。使われなくなった時期は1970~80年代と思われる物件です。半壊のオープン状態となり山深い場所に打ち捨てられていた建物の3連発。既に解体・倒壊済みのものもありますが、外観の写真は伏せておきます。
とある山奥の廃屋その1
箪笥があります。引き出しには新聞紙がひかれていました。
既に日没の時間帯で辺りは薄暗くなりつつあります。
先ほどの箪笥に敷かれていた新聞紙です。1986年の毎日新聞。
あまりはっきりと見えませんが、窓際には長机が置かれています。
違和感を感じたのでフラッシュ撮影してみました。これはスズメバチの巣?住んでなくて良かったw
もぬけの殻とは言え、蜂の巣に衝撃を受けた廃屋。中にあったポスターで林業関係の事務所だった建物と判明しました。
とある山奥の廃屋その2
こちらも山奥で発見。半壊というか全壊に近い、今にも崩れてしまいそうな佇まいです。
垂れているのは暖簾でしょうか?この造り、非常に和を感じさせられる建物です。
古い時代の台所です。あまり一般家庭には無いであろう鋳物焜炉が置いてあります。
神棚だったと思われるものに飾られた紙製の球が、勢いよく回っていました。吹きさらしなので風の通りが良いようです。
足元にはミルクランド北海道のカレンダー。1982年のものでした。
こちらには山奥ならではの、大量の鹿の糞。
そんなに強い風は吹いてなかったのですが、先ほどの飾り球はずっとクルクル回り続けていました。あれだけ回ってるのに紐が切れたり落ちたりしないのが不思議、というか不気味w
とある山奥の廃屋その3
もう一つ、山奥の廃屋。サイドボードにトロフィーの組み合わせが時代を感じます。
布団だらけの部屋があります。
薄暗くて見辛いのですが、冷蔵庫やテーブルコンロが残されています。
足元に落ちていた給料袋を見ると、昭和48年のものでした。